腰痛予防には腹筋を鍛えろ!

腰を安定させるには腹筋が重要です。腹筋があれば腰回りが筋肉でガチッと固定されて痛みが出にくくなります。
人体の構造を考えると、胸部は肋骨があり、支えられて安定していますが、腰は背骨しかなく、お腹側には骨が無く不安定な状態です。腰まで肋骨が無いからこそ前にかがめたり、腰を捻ったりできるのですが、広範囲に動ける代わりに構造的に弱くなっているのです。

なので、腹筋を鍛えて腰回りを筋肉でガチッと安定させてあげることが大切なんですね。
しかし、腹筋が6つに割れているからといって腰痛にならない訳ではありません。これは腹筋だけが腰痛の原因でないからです。腰痛には腸腰筋というものが大きく関係しています。
これに関しては『腰痛が原因で腹痛になるよ!』 に詳しく書いています。

この腰痛に深く関係のある腹筋を簡易的に補ってくれるのがコルセットです。コルセットを巻くことで腰回りを安定させて、腹圧を高めて腰を支えています。

慢性腰痛の人がよくしているコルセット。

病院でもらった人もいれば、ドラッグストアやスポーツショップで買われた人もいるでしょう。
しかし、整体師(鍼灸師)の私から見ればイマイチなコルセットが多いです。こんな効果の薄いコルセットが普及していることにビックリさせられます。さらにビックリなのが、みんな自己流でコルセットを巻いていて正しい巻き方を知らない、教わった事がない人がたくさんいることにもビックリします。

コルセットの正しい巻き方

  1. 腰骨を触り位置を確認する
  2. 腰骨の高さを中心にコルセットを巻く(コルセットは2段式の物がほとんど)
  3. まず1段目を少し引っ張りながら巻く(2段目は緩めておく)
  4. 1段目よりさらに強く引っ張りながら2段目を巻く

これできっちりコルセットが巻けました。
よくある間違いが、コルセットを巻く位置です。だいたいの人が腰に巻こうとするので、基準の位置より高い位置に巻いていることが多く効果が半減してしまいます。イメージは腰を締めるのではなく、骨盤を締める感じです。伸縮性があるので、これでしっかりと腰も締まり安定します。腰を中心に巻いてしまうと、肋骨とぶつかるので痛くなったり、肉を挟んでしまったり、苦しくてしんどくなったりしますので要注意です。

次によくある間違いが、2段式なのにちゃんと2段めを強く締めていない。1段目に2段目がマジックテープでくっ付いているので、そのまま使用しているパターンですね。1段目の伸縮性は少なく、あまり締める効果が少ないですがコルセットの骨格部分で、しっかりと体を支え、装着を安定させる為にあります。これだけでは締める効果が弱くコルセットの意味がほとんど無いと言ってもいいでしょう。なので、1段目を正しい高さに付けれたら、2段目でしっかりと引っ張りながら強く締めましょう。

あとコルセットで気を付けなければならないのが、ずっとつけっぱなしになっている人です。ある程度痛みが楽になればコルセットを外して生活をするようにしないとダメなのですが、コルセットを巻いていると安心なのでずっと巻いているのです。
何がダメなのかと言うと、本来は自分の腹筋で支えるべきところを、コルセットで代用しています。コルセットに頼っていると自分の腹筋が弱くなってしまい、支える筋力が無くなってしまい、コルセット無しでは生活できないようになってしまうのです。

なので、すごく痛いのが少し楽になったらコルセットを外して生活するようにしましょう。そしてまた痛みが戻ってきた場合や、重たい物を持ったり腰に負担がかかる作業をする際にコルセットを巻いて腰痛を予防する為に使うと効果的でいいです。

腰痛がひどい時はコルセットを巻いて安静にして、痛みが引いてから腹筋運動をして、強化しておくと腰痛予防に効果的です。

腰痛がまだあるのに早く良くなりたいからといって腹筋運動をされる人がいますが、逆効果です。
腹筋運動をする事は、腰に負荷をかけることになり腰痛を悪化させてしまいます。早く良くなりたいですが焦らずに安静にして、痛みが減少してから腹筋運動をするようにしましょう。

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